同じ頻度で、同じくらい真剣に筋トレをしているのに、思うように体が変わらない。そんな経験はないでしょうか。原因は「頑張りが足りない」ことではなく、鍛えている筋繊維の種類が目的とズレていることかもしれません。
筋肉には性質の異なる2種類の筋繊維、速筋と遅筋があります。**どちらをどれだけ鍛えるかで、同じ「筋トレ」でも体に起きる変化はまったく違ってきます。**ダイエット目的なのに遅筋ばかり使うトレーニングを続けていたり、逆に姿勢改善が目的なのに速筋向けの高負荷トレーニングばかりしていたりすると、努力の方向と結果がかみ合わなくなります。
この記事では、速筋と遅筋の基本的な違いから、目的別の鍛え分け方、そして自己流トレーニングで結果が出にくい理由まで、パーソナルトレーナーの視点で解説します。
速筋と遅筋、そもそも何が違うのか
筋繊維は大きく2種類に分けられます。
| 速筋(白筋・タイプII) | 遅筋(赤筋・タイプI) | |
|---|---|---|
| 得意なこと | 瞬発的で強い力を出す | 弱い力を長く出し続ける |
| エネルギーの作り方 | 酸素を使わない(無酸素性) | 酸素を使う(有酸素性) |
| 疲れやすさ | 疲れやすい | 疲れにくい |
| サイズの育ちやすさ | 大きくなりやすい(肥大しやすい) | 大きくなりにくい |
| 代表的な動き | 短距離走、重い物を持ち上げる | マラソン、姿勢を保つ |
速筋は瞬間的に大きな力を発揮できる一方、長くは持ちません。重い荷物を持ち上げる、全力でダッシュするといった動作を担い、鍛えると比較的サイズが大きくなりやすい性質を持っています。
一方の遅筋は、1回あたりの力は強くありませんが、酸素を使って持続的にエネルギーを作れるため疲れにくいのが特徴です。姿勢を保つ、長時間立ち続けるといった日常動作の多くはこの遅筋が担っています。鍛えてもサイズはあまり変わりませんが、持久力や疲れにくさに直結します。
多くの方の体には両方の筋繊維が混在していて、その割合には個人差があります。生まれつき速筋の比率が高い人もいれば、遅筋の比率が高い人もいます。これは体質・遺伝による部分が大きく、努力だけではなかなか変えられません。
なぜ「知らずにトレーニングする」と結果が出にくいのか
トレーニングの負荷(重さ)と回数の組み合わせによって、どちらの筋繊維がより強く使われるかが変わります。
- 高回数・軽い負荷(15〜20回以上を反復)→ 遅筋が優位に働く。持久力向上に効きやすいが、サイズの変化は出にくい
- 中回数・中〜高負荷(8〜12回程度で限界が来る重さ)→ 速筋と遅筋の両方が動員される。筋肥大(サイズアップ・引き締め)を狙う王道の範囲
- 低回数・高負荷(1〜5回で限界が来る重さ)→ 速筋が優位に働く。最大筋力の向上に効きやすい
たとえば「基礎代謝を上げて痩せやすい体になりたい」という目的なのに、軽いダンベルで30回×3セットのような軽負荷高回数トレーニングばかり続けていると、遅筋ばかりが刺激されて、狙っている「サイズアップ→基礎代謝アップ」の効果が出にくくなります。逆に、疲れにくい体づくりが目的なのに毎回限界までの高重量トレーニングばかりしていると、狙いとは違う方向に体が適応してしまいます。
「筋トレ動画の通りにやっているのに変わらない」という悩みの多くは、頑張りの量ではなく、目的と負荷設定のミスマッチが原因です。
目的別にみる、速筋と遅筋の鍛え分け方
WORKOUTHOLICのトレーナーが実際の現場でよく提案する、目的別の考え方を紹介します。
ダイエット・体脂肪を減らしたい場合
速筋をやや優先して鍛える方が効率的です。速筋はサイズが大きくなりやすく、筋肉量が増えるほど基礎代謝(何もしていなくても消費されるカロリー)が上がります。スクワットやデッドリフトのような複数の筋肉を同時に使う種目を、8〜12回で限界が来る重さで行うのが基本の型になります。
引き締め・メリハリのある体にしたい場合
速筋と遅筋、どちらか一方に寄せるのではなく両方をバランスよく使うのが向いています。中程度の負荷で回数を確保しつつ、動作の速度をコントロールする(下ろす動作をゆっくり行うなど)ことで、同じ重さでも刺激の質を変えられます。
疲れにくい体・姿勢を改善したい場合
遅筋を中心に鍛えるのが効果的です。体幹や姿勢を保つ筋肉は遅筋の比率が高いため、軽めの負荷で正しいフォームを長く維持するトレーニングが向いています。デスクワークによる肩こり・腰の疲れが気になる方は、こちらの比重を高めに設定します。
自己流トレーニングで多い失敗パターン
SNSや動画で見た「効果があった」というメニューを、そのまま自分に当てはめてしまうのが、自己流トレーニングで最も多い失敗です。同じメニューをやっても人によって結果が違うのは、速筋・遅筋の比率が一人ひとり違うからです。友人が同じスクワットのメニューで見た目が大きく変わったのに、自分は変化が薄い。これは頑張りの差ではなく、体質の差である可能性が高いのです。
もう一つの失敗パターンが、目的が変わっても同じメニューを続けてしまうことです。最初の数ヶ月はダイエット目的で速筋を優先し、目標体重に近づいてからは引き締め・姿勢改善に比重を移す、というように、体の変化に合わせて負荷設定を更新していく必要があります。自己流だと、この「途中で目的に合わせて調整する」判断が難しく、同じメニューを漫然と続けてしまいがちです。
WORKOUTHOLICのパーソナルトレーニングでの活用法
WORKOUTHOLICでは、体験カウンセリングの段階で目的(痩せたい・引き締めたい・疲れにくい体にしたい等)を丁寧にヒアリングし、そこから逆算して負荷・回数・種目を設計します。さらに、最初の数回のセッションでの体の反応(どの重さ・回数で効いている感覚があるか、翌日の疲労感の出方など)を見ながら、速筋寄りか遅筋寄りかの比重を微調整していきます。
これはマンツーマンだからこそできる対応です。集団レッスンや自己流のトレーニングでは、一人ひとりの筋繊維の反応を見ながらメニューを更新することは現実的に難しく、あらかじめ決められたメニューをこなすだけになりがちです。専属トレーナーが毎回の様子を見ながら微調整を重ねることで、遠回りせずに目的に近づけます。
料金
| プラン | 月額(税込) | 1回あたり |
|---|---|---|
| 60分 月4回 | 30,000円 | 7,500円 |
| 60分 月8回(1番人気) | 52,000円 | 6,500円 |
| 60分 月12回 | 66,000円 | 5,500円 |
| 30分 月4回 | 13,200円 | 3,300円 |
| 30分 月8回 | 26,400円 | 3,300円 |
| 30分 通い放題 | 44,000円 | 通う回数で変動 |
体験トレーニングは60分5,500円(30分は2,200円)です。体験当日にそのままご入会いただいた場合、体験料が0円になり、入会金22,000円も0円になります。60分から入会された場合、合計で27,500円おトクになる計算です。
よくある質問
筋トレをすると女性でもムキムキになりますか
速筋の肥大には筋トレの負荷だけでなく、テストステロンなどのホルモン量も大きく関わります。女性は男性に比べてこのホルモン量が少ないため、意図的に増量トレーニングを行わない限り、短期間で筋肉が目立って大きくなることは基本的にありません。多くの女性が求める「引き締まったメリハリのある体」は、速筋と遅筋をバランスよく使うトレーニングで十分に目指せます。
有酸素運動は遅筋にしか効果がないのですか
有酸素運動は主に遅筋を使いますが、ジョギングよりも強度の高いインターバル走やHIITのような運動では速筋も動員されます。逆に、筋トレも高回数で行えば有酸素運動に近い効果(心肺機能や持久力の向上)が得られます。運動の種類よりも、負荷と継続時間の組み合わせで使われる筋繊維は変わります。
自分が速筋型か遅筋型かはどうすればわかりますか
血液検査などの特殊な方法を除けば、正確な比率を知る簡単な方法はありません。ただし、トレーナーが実際のトレーニングでの反応(重い重量に対する伸びの速さ、疲労回復の早さなど)を数回観察することで、おおよその傾向はつかめます。WORKOUTHOLICでは体験を含む初期のセッションでこの見極めを行っています。
初心者でも速筋・遅筋を意識したトレーニングはできますか
トレーニング初心者の場合、まずはフォームを正しく身につけることが優先されるため、速筋・遅筋の細かい使い分けを最初から意識する必要はありません。基本的な動作が身についた段階から、目的に応じて負荷設定を調整していく流れが一般的です。
まとめ
- 筋肉には瞬発力に優れサイズが育ちやすい「速筋」と、持久力に優れ疲れにくい「遅筋」の2種類があり、割合には個人差がある
- 負荷と回数の設定によって、どちらの筋繊維が優位に使われるかが変わる(高回数軽負荷は遅筋、低回数高負荷は速筋)
- ダイエット目的なら速筋優先、姿勢改善・疲れにくさ目的なら遅筋優先というように、目的に応じた鍛え分けが必要
- 自己流トレーニングで結果が出ないのは、頑張りが足りないのではなく、体質と目的に合った負荷設定になっていないことが多い
- WORKOUTHOLICでは体験カウンセリングと初期セッションでの反応を見ながら、一人ひとりに合った速筋・遅筋のバランスでメニューを設計する
「筋トレを頑張っているのに変わらない」と感じている方は、メニューそのものが自分の体質や目的と合っていない可能性があります。まずは体験トレーニングで、自分の体の反応を専属トレーナーと一緒に確認してみてください。
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WORKOUTHOLIC 公式サイト:https://workoutholic.tokyo/
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| 店舗 | 住所 | アクセス |
|---|---|---|
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